ACCOYA NOTES(アコヤ留意点)|FRP造形・エイジング塗装・オーダー家具製作・演出照明の事ならお気軽にお問い合わせください。有限会社スペースコア

ACCOYA NOTES(アコヤ留意点)

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アコヤ(屋外での優れた耐久性能を持つ木材)

屋外で50年、地中(土の中)および淡水中で25年間という耐腐朽菌
耐用年数がメーカー保証

トライコヤ(屋外での優れた耐久性能を持つMDF)

屋外で50年、地中(土の中)および淡水中で25年間という耐腐朽菌
耐用年数がメーカー保証

商品に関する留意点

アコヤ

使用している材料はニュージーランド産のラジアタパインで、アセチル化処理により耐久性能と寸法安定性能を飛躍的に向上させた木材です。(無塗装品)
地上50年・地中淡水中25年の屋外での耐腐朽菌性能がメーカー保証されています。

アコヤは、環境に優しく害のない資源循環を理念とした「ゴミを出さないモノづくり社会」を目指す国際環境認証システム・ゆりかごからゆりかごへ認証(Cradle to Cradle℠)のゴールド認定を取得した、世界唯一の屋外用木材です。
管理認定を受けた持続可能な森林資源を使用し、人と環境に無害でリサイクルが可能なアコヤは、ライフサイクル評価(LCA)や環境製品宣言(EPD)など、環境性能を評価する数多くの認証および認定を取得。アコヤを使用することで、より高い建築環境評価の取得や、自然の循環に沿った持続可能な生産と再生の実現に貢献することができます。
(Cradle to CradleSMは、MBDC社の登録商標です。)

アコヤは、pH9 を超えるアルカリ性の液体に長時間触れると、アセチル化処理の効果が失われ、耐久性能が低下します。使用 環境および副資材や洗浄剤がpH9を超えることが無いことを必ずお確かめの上、ご使用ください。
アコヤは通常の木材より酢酸(酢の主成分)を多く含んでいるので、ビスや丁番などは耐腐蝕性能の高い高品質のステンレス (例: SUS304、SUS315J1、SUS316)などを必ずご使用ください。尚、アコヤの酢酸の酸っぱい匂いは、時間の経過や塗装により薄らいでいきます。
アコヤは製造過程の中で、一定時間高温下に置かれる為、形状加工する前の粗材の状態では、表面から1~2mmは軽度に焼けた薄茶色です。また、アコヤに使用している樹種の特性により、黒茶色のブラウンステイン(乾燥過程で出る一種のアク)が、材表面から4~6mm程度、板の長手方向の両端から 10~20mm 程度に存在します。

デッキ材やサイディング材は、1面のブラウンステインが軽微になるようにモルダー加工し、ルーバーは2面のブラウンステインが軽微になるように加工しています。
角材は、少なくとも2面にブランステインが強く残ります。
これらの焼けやブラウンステインは、可視光線により徐々に色が薄く変化していきます。アコヤは日焼けして色が濃くなることはなく、逆に材色が明るくなる性質を持っています。
アコヤのモルダー加工品には、軽微な割れ、欠け、逆目や、稀に生節やヤニ壺など含まれる場合があります。
長さは正寸カットではありません。表記寸法より幾分か長い場合は必要に応じカットしてください。
採用をご検討していただくにあたり“Accoya® Quick User'sGuide”を必ずお読みください。

 

ラフ材・ARAシリーズ

製材したままの粗い面を表面に使用しています。
厚みに多少のバラツキがあります。
色ムラ、節、抜節、割れ欠け、毛羽立ち、スタンプや印字、チョーク跡、桟木跡などを含みます。

 

CROCOシリーズ

焼杉に使用される技術をアコヤに使用しています。炎で焼くことにより表面は焼杉とはまた異なる独特の鱗状のパターン・風合いが作られています。
表面は、炭が付かないように水性塗料を塗装していますので、 内装材としても使用が可能です。表面を強く抑えたり傷をつけたりすると炭化層が壊れ炭が付きますのでご注意ください。
従来の焼杉と比べ耐久性能があり、炭化層が固く鱗状のパター ンも経年劣化(剥離して落下)しにくくなっています。
他のアコヤ製品と同様に、地上50年・地中淡水中25年の屋外での耐腐朽菌性能がメーカー保証されます。

 

トライコヤ(MDF)

アコヤと同様にアセチル化処理されたラジアタパイン材を原料に使用した中密度繊維板(MDF)です。(無塗装品)
アコヤと同様の優れた耐久性能と寸法安定性能があり、地上 50年、地中および淡水中25年の屋外での耐腐朽菌性能がメー カー保証されています。
トライコヤは構造的にはMDFですが、水を吸ってもほとんど膨らむことがなく、屋外で使用しても優れて形状を維持することが可能です。

表面の仕上げについて

モルダー加工

モルダーという機械を使って仕上げます。多面方向から一度に仕上げられるのが特徴です。
(軸数によって一度に仕上げれる面数は変わります。)
刃物の跡が少し残ります。

 

プレーナー加工

プレーナー(自動カンナ・電動カンナ)という機械を使って表面を削ります。
(一度に仕上げれる面数は1面です。)
刃物の跡が少し残ります。

 

サンダー加工

モルダー加工・プレーナー加工済みの化粧面(補修などがされ、人の目に触れる表面)を、低粒子のサンドペーパーで0.1~0.3mmほど研磨します。 刃物跡が取れて削りムラを無くし、さらりとした優しい感触に仕上がります。 マットで上品な見た目です。